司法書士の独学者の役に立つ学習法、テキスト、基本書等の情報です。

会社法の理解

 

Wセミナーの竹下講師は「会社法は条文だけ、覚えれば小学生でも解ける」とおっしゃているらしいですが、条文を覚えるのは、ナカナカ難しい。

 

勉強していても、いろんな疑問がわいてきます。すごく基本的なことです。でも基本書にはあまり解説されていません。学習を始められたばかりの方には明解じゃないと思います。

 

私も理解を整理しながら書いています。基本書にもこういう点が少しでも、書いてあればかなり理解がしやすいように思います。

 

参考書は 「 「新・会社法」これだけでいい」  と、会社法入門 (岩波新書)

 

です。

 

 司法書士の勉強は一般書に手を出すな、という話しもありますが、理由もわからず、条文だけを勉強するよりは、この程度でしたらいいと思います。

 

 

1、自社株買いは限定された時にできるとなっていますが、何のために自社株買いをするのですか?(自己株式=金庫株というらしい)

 

答:資本効率を向上させて、効率のよい経営をする。
     金庫株を使って、合併、買収(M&A)をすれば、現金より安くできる。  

 

 

2、自己株式の償却て何のためにやるの?

 

  答:発行済み株式総数を減らしてEPS(一株当たり利益)をあげる。結果的にROE
(株主資本利益率)も上がり、会社の見かけが良くなる。(株価が上がりやすくなる)ですから、取締役会の決議で出来る。

 

 

3、 子会社が親会社の株式を取得すると何が問題なのでしょう?
     (135条で譲り受けた場合は相当な時期に処分しなければならないとなっています。)

 

  答:子会社は親会社に逆らえないので、子会社が親会社の株主総会で議決権を行使すると、親会社の取締役が株主総会を支配しやすくなる。(308条の25%ルールはありますが、それ以下だと議決権行使できる可能性有り)

 

 

4、公開会社が募集株式の発行する時、特に有利な条件で発行するときは株主総会の特別決議が必要ですが、なぜでしょう?

 

 答:発行時の時価より、安く発行すると、株価が下がり従来の株主に損害を与える可能性があるから。

 

 

5、大会社(資本金5億円・・・)という分類は何のためにあるのかな?

 

 

 答:昭和40年代に粉飾決算で一部上場企業が倒産。大規模な会社には、会計監査人の設置を義務付けた。その時の大規模な会社の基準を大会社とした。つまり、会計監査人の設置義務基準として大会社を定めた。

 

 

6、株主の共益権にいろいろランクがあります。

 

  1株でも持っていて、株主であれば行使できる権利

 

  議決権の10分に1、または発行済株式の10分の1以上が条件の権利

 

  やっぱり、重要性が違うのでしょうね。

 

7、定款の相対的記載事項

 

  これはややこしい。定款に定めのある場合という条文が多いので、全部強行法規にしてくれたらと思いますね。

 

   これは、別のページに書きます。司法書士 会社法 定款の相対的記載事項